【新城カズマ「島津戦記」】壮大な陰謀を書いてるけど描写が弱くてボンヤリ?
こんにちは〜。
今日は本の紹介です。
新城カズマさんの
「島津戦記」を読了しました。
この島津戦記は、
島津の四兄弟と
織田信長の弟・長益(有楽斎)を
中心に書かれた小説。
明やキリスト教、
イスラム教などの南蛮の話を、
島津家の話に盛り込んであります。
ただ島津戦記、少し史実と違う所もあり、
話の細部まで掴む事が
できませんでした。
小説なので史実と違っても別に良いんですが、
そこが原因で話が掴みにくくなるのは残念。
さらに、
脇の重要な人物の描写が少ない。
そこで読む側としては、
想像するのに
つまづいてしまいました。
作者の新城カズマさんは、
「壮大な陰謀」を、
描きたかったと思うんですが、
そういうのを描きたかったのは分かりますし、
その壮大な陰謀による面白さも
多少は伝わってきます。
でも、
100%伝わらずボンヤリした
感じになってしまった。
今回、歴史小説という
違う分野の小説にチャレンジした。
そこをマイナスすれば
充分に良い出来
だとは思います。
ちょっと上から目線で
偉そうかな〜?😅
でも、
歴史小説を書くなら、
もう少し描写を丁寧にして欲しい。
すいませんけどライトノベル書いてる人って、
描写が弱い人が多いんですよね。
ライトノベルって嫌いじゃないですが、
描写の面で読むのをやめてしまう事が多い。
しかし、
島津を書いてる小説は
初めて読みました。
島津戦記、そこの所で面白かったです。
小説ではないですが、
この島津に関した本が面白かったです。
島津戦記は内容は面白そうでしたが、
もうちょっとハッキリ細かく描写して!
という感想でした。
それでは今日はこの辺で!